夫と別居したら、ゴミがへった話。
夫と別居してから、ふと気づきました。
家のゴミが、目に見えて減ったのです。
家族が一人減ったのだから当たり前——そう思うかもしれません。
でも実際には単純に「3人→2人」だから2/3になった、という話ではありません。
体感としては 半分以下 になりました。
夫が出していたゴミの正体
夫が出すゴミの多くは、次の3つでした。
・ペットボトル
・プラスチック
・アルミ缶
私はお茶パックから麦茶を作って飲むタイプで、ペットボトル飲料はほとんど買いません。
外出先で買ったものの余りや、いただきもの程度。娘もほぼ同じです。
それでも以前は、毎月ゴミ袋3つ分のペットボトルを出していました。
原因はもちろん、夫です。
さらに多かったのがアルコール飲料のアルミ缶。
晩酌を欠かさなかった夫は、毎晩2~4缶の缶チューハイを飲んでいました。
平均3缶×30日=月90缶。年間では1,000本を超える計算です。
一方、私はノンアルコールビールを月3缶ほど。娘はほとんど飲みません。
ゴミの山の主は、やはり夫でした。
冷蔵庫がすっきりして、食品ロスも激減
夫が買ってきては飲みかけで放置するペットボトル、
ストック好きの惣菜パック……。
そんなものであふれていた冷蔵庫も、いまはすっきり。
別居を機に、我が家の冷蔵庫は1~2人用の小型サイズにダウン。
中身が見渡せるようになり、食材の管理がとても楽になりました。
おかげで 賞味期限切れゼロ生活 を継続中です。
以前の記事でも書いたのですが、冷蔵庫のサイズダウンは本当におすすめです。
▶︎ 冷蔵庫のサイズダウンのメリット/食材ロスとストレスが減った話
プラごみやペットボトル、アルミ缶といった資源ごみが減っただけでなく、
食材を使い切ることで生ごみも減少。
以前は週2回、中サイズのごみ袋を必ず出していましたが、
今では週1回、小サイズの袋で十分です。
数字で見る、ゴミ削減の効果
実際に、別居前と後でゴミ処理コストを比べてみました。
項目 | 別居前(3人暮らし) | 別居後(2人暮らし) |
---|---|---|
可燃ごみ | 約2,810円/年 | 約2,000円/年 |
資源ごみ | 約3,380円/年 | 約1,160円/年 |
合計 | 約6,190円 | 約3,160円 |
差額 | ー | 約3,030円の削減! |
3,030円でできること
年間3,030円。
数字だけ見れば小さな額かもしれません。
でも、具体的に置き換えてみると意外と大きいんです。
・ユニクロでTシャツが1枚買える
・大戸屋でランチが1~2回食べられる
・単行本が3冊買える
・近所のスーパー銭湯に3回行ける(お釣りも出る)
・行きつけの県立トレーニングセンターのジムに13回通える!(@230円/回)
この削減分は、ただの「お金の節約」ではなく、
ゴミ出しの手間とストレスを減らした時間と心の余白 の価値でもあります。
軽くなったのは、ゴミだけじゃない
これまで、夫が出したゴミを分別し、袋にまとめ、捨てるのはすべて私の役割でした。
夫がすることといえば、せいぜいゴミ箱に入れるまで。
別居して減ったのは、ゴミの量だけではなく、
“私が背負っていた見えない負担”だったのだと思います。
3,030円よりずっと大きな価値のある軽さ。
軽やかに暮らしを再構築しています。
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