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知ってた?ふるさと納税でお遍路グッズが手に入るなんて!私が今知って悔しかった話

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知ってました?今や、ふるさと納税でお遍路する時代なんですって!

私が最初にお遍路を始めたのは、かれこれ20年前。
子どもの頃からお寺は身近な存在で、「お遍路に必要なものは現地で揃える」が当たり前の感覚でした。

そんな私、つい最近まで「ふるさと納税で遍路グッズが手に入る」なんてこと、まったく知りませんでした。
情報アップデートしていなかったことを、ここまで悔やんだのは久しぶりです。

今、もしまた遍路の旅を始めるとしたら、ふるさと納税×遍路準備を使わない手はない。
そう思えるくらい、これは“知ってトクする”情報でした。

               📦【白衣は納税で。】

通販やお寺の売店で売っているものとは一味違ったオリジナル感のある納経帳がふるさと納税で手に入れることができます。

「知らなかった『ふるさと納税』の魅力」

ふるさと納税という制度の存在は知っていました。
でも、これまで積極的に活用したことはありませんでした。

「確定申告がめんどくさそう」
「返礼品って、結局“買い物”と何が違うの?」
そんな風に思って、詳しく調べることすらしてこなかったのです。

でも最近、節約や節税について少しずつ勉強する中で――
**「これは思っていた以上に、お得で実用的な制度かもしれない」**と感じるようになってきました。

各自治体の返礼品には、その土地ならではの魅力が詰まっていて、
返礼品一覧を見ているだけで、まるで楽しくネットショッピングしているような気分になります(※注意:納税です)。

▶ 詳しく知りたい方はこちらの動画もおすすめ:
【誰でもできる】ふるさと納税で生活費をトコトン節約する具体的な方法【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第38回

納税先の市町とおススメ返礼品紹介

1.徳島市とお遍路のいい関係

徳島市は県庁所在地でもあり、市内には札所のお寺が5カ所あります。

神山町にある12番札所・焼山寺は、歩き遍路はもちろん、車遍路でもかなりの山道走行を要するため、
参拝後には心身ともにどっと疲れが出る方も多いと思います。

その後、13番・大日寺から17番・井戸寺までを打ち終えたあたりは、ちょうどひと息つけるポイント。

もし歩きで巡っているなら、大日寺〜井戸寺周辺で1泊。
車移動であれば、少し先に進めて徳島市の市街地で宿を取るのもおすすめです。

買い物や観光を楽しむ余裕ができるタイミングなので、
これから続く旅に向けて英気を養うにもぴったりの場所。

そんな徳島市を、ふるさと納税で応援してみるのも、ひとつの巡礼スタイルかもしれませんね。

▶白衣は2種類あります。こちらはベスト風の白衣

2.23番薬王寺から海陽町へ――県境越えの前に

23番札所・薬王寺は、徳島県内で最後の札所です。
ここから24番札所・最御崎寺(室戸市)へ向かうには、いよいよ県境を越えていくわけですが――

これが、なかなかの難所

歩き遍路だと、およそ3日がかりになります。
それまで「1日1寺」はお参りできたのですが、ここが初の“寺なし区間”となります。
なにせ、薬王寺から最御崎寺まで約75km!

歩きの方は、多くがこの海陽町で1泊します。
車遍路の方でも、ここでしっかり休憩・宿泊を入れるのは賢い選択かもしれません。

たとえば、ホテルリビエラししくいは温泉施設つきで、旅の疲れをゆっくり癒せる宿
民宿に比べるとやや高めですが、次のハードな工程に備えてここで体力を整えておくのは、
長く旅を続けるうえでとても重要です。


🌊 実は…サーファーと宿泊争奪戦に!?

そしてそして――
10月は「お遍路のハイシーズン」。宿の確保が難しくなります。
さらに、実はこの時期、もう一つのシーズンでもあるんです。

それが……サーフィン

私はまったくサーフィンはしないので知らなかったのですが、
海陽町〜東洋町〜室戸市にかけての一帯は、サーファーたちの聖地
つまり、お遍路さんとサーファーの宿争奪戦が繰り広げられるんです(泣)


💡そんなときこそ、ふるさと納税の活用を

この時期に宿を確保するのは本当に一苦労。
だからこそ、ふるさと納税で宿泊チケットを手に入れて事前に予約しておくのは、
とても賢明な選択かもしれません。

旅の計画と体力配分を考えるうえでも、
**「ここでお金をかけて、しっかり休む」という判断は、
単なる贅沢ではなく、
“旅を続けるための投資”**になるのだと、私は思います。

3.お遍路と民泊。旅の支えになる“人との出会い”もふるさと納税で。室戸市・奈半利町

遍路旅では、設備の整ったホテルに泊まるよりも、地元の民泊を利用することが多くなります。

民泊の最大の魅力は、なんといってもオーナーさんの面倒見の良さ
地元の暮らしやお遍路文化にも詳しく、**暮らしていないと分からない“生きた情報”**を教えてくださるんです。

たとえば――

  • 「ここから先、ずっと自販機がないから、〇〇で飲み物を買っておいた方がいいよ」
  • 「最近、大雨が降ったから、あの道は通らないほうがいい。今日は国道で行った方が安全だよ」

…など、旅を安全に、そして安心して続けるためのリアルタイムなアドバイスは本当にありがたいものです。

さらに、お宿によっては、その日打ち終えた札所や場所まで車で迎えに来てくださり、
翌朝はまたその場所まで送ってくださる、というケースもあります。

※ただしこれはすべてのお宿で提供されているわけではなく、オーナーさんのご厚意やスケジュール次第
予約の際に確認しておくと安心です。

【室戸市のふるさと納税返礼品には民泊もあります!】

「27番神峯寺への道は長い。でも、寄り道が楽しみになる。」

第26番札所・金剛頂寺から第27番札所・神峯寺までは、
およそ28.5km――遍路旅のなかでも指折りの長丁場になります。

特に、道の駅「キラメッセ室戸」を過ぎると、コンビニは一切なし。
水分や軽食の準備はしっかりしておかないと、なかなか厳しい区間です。

でも、そんな中にもほっとする楽しみがあります。

道中にある果物の直販所では、新鮮な柑橘類やトマトなどが並び、
休憩ついでに立ち寄れば、地元の味と出会えるチャンス。

そして、もし出会えたらラッキーなのが――
高知名物「アイスクリン」!

アイスクリームとシャーベットを融合したような、
さっぱり系のご当地スイーツで、暑い季節の遍路旅にはぴったりです。

土日祝日には、国道沿いにパラソルを立ててアイスクリンを売っている人が出ていることも。
「今日はどこかにいるかな?」と、ちょっとした宝探しのような気持ちで歩けます。

もちろん、車やバイクで巡る人も、
この太平洋を臨む一本道で、アイスを手にひと息つきたくなるはず。

コンビニがない不便さの中に、
その土地でしか味わえない“贅沢”が潜んでいる――
それもまた、遍路旅ならではの楽しみかもしれません。

【奈半利町のふるさと納税返礼品にも民宿ありました。】

4.歩き遍路の救世主?地元タクシーも“返礼品”で予約できる時代へ 土佐清水市・宿毛市

全旅程歩きにこだわらなければ、難所では地元タクシーを使うという方法もアリです。
たとえば37番岩本寺から38番金剛福寺までの距離は、四国八十八か所霊場で最長の82.7㎞!
難所と紹介した薬王寺~最御崎寺の75㎞を超える、“寺なし区間”最大の難関がここにあります。

歩き遍路の減少とともに、宿の減少・高齢化も進み、このエリアでは宿泊予約が取りにくかったり、泊まれてもトラブルがあったりと、かなりの難儀スポット。

それでも金剛福寺のある足摺岬は、観光地としても見どころ満載!お参りだけでなく観光も楽しみたい…そんな“欲張り心”がうずくのは自然なことかもしれません。
弘法大師様ですら「見残した」と言われる名所「見残し海岸」もあり、旅の記憶に深く残る場所です。

こうした場所では「無理に全部歩こう」とせず、地元の交通サービスを活用して、“旅を続けること”を優先するのも現代のお遍路スタイルの一つです。
実際、こうした遍路向けのタクシーサービスも、今ではふるさと納税の返礼品になっており、応援消費としても活用できます。

まとめ

今回ご紹介したのは、「ふるさと納税」という仕組みを活用して、四国八十八か所霊場をめぐる遍路旅を少し豊かに、そして少しラクにするための返礼品たちでした。
宿泊券や交通手段、地元の味など、遍路の現場で「あると助かる」アイテムを中心にお届けしました。

歩き遍路、車遍路、区切り打ち……どのスタイルにも合う工夫が見つかるはずです。地元に寄付という形でエールを送りつつ、自分の旅も整えることができる「ふるさと納税」は、まさに“自他ともに助ける”ありがたい仕組みだと実感しています。

ただしご注意を。
あくまでこれらはふるさと納税の返礼品です。利用には**ご自身の納税額(控除上限額)**を考慮して、無理のない範囲で「お得に」「計画的に」活用してくださいね。

遍路旅は体力も気力も、そして情報も必要な一大プロジェクト。だからこそ、知っておくことで選択肢が広がります。

自分の足で、自分の心で、一歩ずつ。
これから遍路に出る方も、いつか歩いてみたいと考えている方にも、少しでも参考になればうれしいです。

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