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「うつ病じゃなくても、使っていいんですか?」
今年のはじめ、婦人科で定期的な通院と服薬が必要になりました。
病名こそ重くはありませんが、体調や気分の波は確かにあって、生活にもじわじわと影響してきます。
診察のとき、「最近どうですか?」と聞かれても、うまく答えられないことが増えていきました。
症状をメモしようとしても、どんなふうに書いたらいいか分からず、書いたり書かなかったり。
そんなとき、ふと出会ったのが「うつ病よりそい手帳」でした。
最初は「私はうつ病じゃないから、対象外かな…」と思いました。
でもページをめくるうちに、「これは“すべてのしんどい人”のための手帳だ」と感じたんです。
▼私が実際に使っているのはこちらの手帳です(Amazonで購入できます)
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うつ病よりそい手帳 日付なし バーチカル 方眼 A5 NOLTY(ノルティ) 益田裕介 精神科医 コラボ EC4VD
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この手帳を知ったきっかけは、精神科医・益田裕介先生の動画でした
私が「うつ病よりそい手帳」の存在を知ったのは、精神科医でありYouTuberとしても人気の益田裕介先生の動画がきっかけでした。
益田先生は以前から「手帳の活用」を通じて、自分の気分や生活を“見える化”することの大切さを丁寧に語っておられます。
この考え方に強く共感し、私自身も「診察時に症状や大事なことを端的に伝えたい…」と考えていたので、そのためにはちょうど良いツールだと感じました。
実は、今回の手帳発売よりも数年前から、益田先生はご自身のYouTubeチャンネルで“手帳によるセルフケア”の重要性について発信されていました。
こちらの動画では、まさに今回の「うつ病よりそい手帳」につながる考え方が語られています:
▶ 益田先生が「手帳の活用」について語っている動画はこちら:
手帳や日記のつけ方について、解説します【精神科医・益田裕介/早稲田メンタルクリニック】
私の使い方|「生活のゆらぎ」を記録する手帳として
この手帳は、時間軸で1日を俯瞰できるバーチカル式。
私はざっくりとした記録を意識して、以下のような項目を書き込んでいます。
🕒 こんなことを書き込んでいます
- 起床時間・就寝時間
→ 目が覚めた時刻、寝る時間。ざっくりでも「睡眠リズムの傾向」が見えてきます。 - 食事・内服の時間
→ 食べた時間と薬の服用タイミングをセットで記録。 - 朝活や筋トレ、買い物など
→ “今日はちゃんと動けたな”という日常のリズムも記録しています。 - 睡眠の質や気づき
→ 「眠れた感じがあったか」「変な夢を見た」「夜中に目が覚めた」など。
自分の体調の波を捉えるため、あえて主観的な言葉も大事に書いています。 - ホルモン治療の副作用
→ 気になる症状には、記号やマークで印をつけておくことで、あとからまとめやすくしています。
【実際の手帳】私はこんな風に書き込んでいます。一言メモが刺さった時には赤丸囲み(笑)

あんまり書き込んでいない日、週もあります。 いびきの記録(笑)

私は仕事のスケジュール帳とは分けてこの手帳を使っており、仕事の予定は一切書いていません。
あくまで「自分の心と体のリズムを見つめるための道具」として分けておくことで、気持ちの切り替えもしやすくなります。
🩺 定期受診時にも役立っています
私は2ヶ月ごとに婦人科の定期受診がありますが、
この手帳を持参し、副作用の有無や気になった変調を主治医に伝えるツールとして活用しています。
診察室で「前回から何か変わったことありましたか?」と聞かれたとき、
頭の中で思い出すより、手帳をパッと開いた方が確実で安心です。
価格は少し高め。でも、それ以上の価値がありました
あえてひとつだけ気になる点を挙げるなら…
この手帳、税込3,300円と、一般的な手帳に比べると少しお値段が張ります。
でも私は、むしろそれを見て「ちゃんと作られている証拠」と感じました。
実際、ただのスケジュール帳ではなく、
“生きやすくなるためのワークブック”のような構成になっていて、
- 週ごとに益田先生からの「今週のひとこと」
- 自分と向き合うための問いかけやコメント欄
- 医療者のまなざしが感じられる、安心感のある紙面構成
などが毎週詰め込まれています。
「高いな」と思ったのは最初だけで、今はむしろ自分を丁寧に扱いたい人にこそおすすめしたい手帳です。
この手帳をおすすめしたいのは、こんな人たち
この「うつ病よりそい手帳」は、うつ病の治療中の方に限らず、もっと広い“しんどさ”を抱える人たちにやさしく寄り添ってくれる道具だと、私は感じています。
ここでは、実際に使ってみて「こんな人にぜひ使ってみてほしい」と思った方々を挙げてみます。
🔹毎日日記をつけるほどのマメさはないけれど、書くことは苦じゃない人
→ 「がっつり書こう」としなくてもいい手帳です。ざっくり記録でOK、気負わずに続けられます。
🔹アプリでの“管理”がどうも苦手で、味気なく感じてしまう人
→ スマホを開くたびに気が散る。そんな人には、手書きで向き合う時間が貴重に感じられるはず。
🔹手帳が好きな人、自分を客観視したい人
→ 手帳が単なるスケジュール帳ではなく、「自分を整える道具」になる感覚を求めている人にぴったりです。
🔹益田裕介先生のファン(笑)
→ 週ごとの「今週のひとこと」は、まさに益田先生からのやさしいメッセージ。ファンなら間違いなく楽しめます。
🔹うつ病の治療中の人
→ この手帳は、主治医とのやりとりや自分の変化を整理するのに本当に役立ちます。先生に話す内容を準備する補助ツールとしても◎。
🔹メンタルヘルスや「うつ予防」に関心のある人
→ 今は元気でも、気分の波やストレスに気づくきっかけがほしい人にとって、やさしい“早めのケア”になります。
🔹うつ病や精神疾患のある人を支援している人
私は、現役のソーシャルワーカー(精神保健福祉士)として、支援する立場にもありますが、この手帳は“支援する側”にも“される側”にもやさしい設計だと感じました。
→ 支援職や家族の立場で、相手の状態を理解したいとき。まずは自分でこの手帳を体験してみることが、支援へのヒントになるはずです。
この手帳は「自分を見つめることを無理なく習慣にしたい人」すべてに開かれていると思います。
だからこそ私は、「うつ病じゃないけどしんどさを抱える人」にも、堂々とおすすめしたいと感じています。
まとめ:整える、ということを思い出させてくれる手帳
「うつ病よりそい手帳」は、決して“うつ病の人だけの手帳”ではありません。
むしろ、「なんとなくしんどい」「ちゃんと眠れていない気がする」「病気じゃないけれど心も体も整えたい」
そんな“未病”や“グレーゾーン”の感覚に気づき、寄り添ってくれる1冊だと私は感じています。
スマホで管理するのもいいけれど、あえての“手書き”。
起きた時間や眠れたかどうか、食事や気分、副作用の印まで。
書いてみると、自分の状態がゆっくりと“見える”ようになってくる。
それは「管理」ではなく、**私なりの“カスタム”**であり、
どこか小さな“整える儀式”のようでもあります。
仕事でもブログでもキーボードに触れる毎日だけど、
この手帳を開く時間だけは、少し静かに、自分の声を聴けるような気がしています。
「しんどさ」を見逃さないように
そして、うまく言葉にできない変化を、ちゃんと見届けてあげられるように。
この手帳が、そうした“自分へのまなざし”を取り戻すきっかけになってくれたことに、私は感謝しています。
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