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四国八十八ヶ所霊場をめぐる「お遍路の旅」──。
歩いても、車でも、まず最初に悩むのが「道具はどこで揃える?何が必要?」ということ。
現地で買うのも旅の楽しみですが、事前に揃えておくと、気持ちにも余裕が生まれます。この記事では、車遍路2回、歩き遍路継続中の私が「これさえあれば大丈夫!」と感じた最初の7つ道具をレビュー形式でご紹介します。
必須アイテムをさっと知りたい初心者さんも、ちょっと文化的な小ネタが気になる方も、どうぞ最後までお付き合いください。
マリコ的「これがあればお遍路にGO!7つ道具」
① 白衣
「お遍路モードのスイッチを入れてくれる一着」
白衣を着ることで「いよいよ始まるぞ」という気持ちになりますし、道中で出会う人も“お遍路さん”として見てくれるようになります。
✅マリコ的ポイント:
- 札所(特に1番霊山寺)でも買えますが、新品は糊がピシッと効いていて「ごわごわ感」が苦手な方も多いです。
- Amazonで事前に購入 → 一度洗ってから着用すると、着心地が柔らかくなって歩きやすいです。おうちを出るところからお遍路を始めたい人はぜひ。
👚洗濯について:
- 特別な手入れは不要。普通に洗濯機でOK!
- 私も毎日、宿で洗って乾かしています。
🛒【Amazonで探す】→ 白衣(袖なし)
Mサイズは女性用、L以上は男性用とざっくり考えてもらうといいです。
白衣(袖あり)
袖あり、なしどちらでもお好みで。着るのが簡単なのは袖なしです。
🧺【Tシャツ/洗い替えにおすすめ】
車遍路の方、これからの暑い季節にはTシャツでの巡礼もお勧めです。
② 輪袈裟 🟣
「しなくてもいい?…でも私は“必要”と考えています」
輪袈裟をしていないお遍路さんも実際には多くいます。
ただ私は、**輪袈裟こそ“お遍路スタイルの完成形”**だと感じています。
✅なぜ私が輪袈裟を勧めるのか
- 歩きでも車でも、「お遍路さんです」とすぐ分かることにはメリットがある
→ 地元の方や旅人との会話が生まれやすくなる
→ 声かけや道案内など助けられる場面も増える - 白衣だけでも目立ちますが、輪袈裟ははっきりした色や刺繍が入っているため、より認識されやすいです。
🧘♀️輪袈裟とは?
輪袈裟は、僧侶や仏教徒が日常の作務や巡礼時に首からかける略式の法衣。
お遍路では、信仰心の表れでもあり、身を清めて歩く姿勢の象徴でもあります。
📌注意点(お作法)
- トイレや食事のときは外すのがマナーとされています。
- 首にかけたままのままにしないことで、物理的にも汚れにくく、気持ちも切り替えられます。
🛒【Amazonで探す】
お寺の売店でも購入できますが、種類が少ないことがあるかもしれません。アマゾンは種類が豊富ですね。紫の和袈裟は格好よく、身が引き締まりますね。ちなみに私は橙色(オレンジ)です。
▶白衣に留められる「輪袈裟留め」もあります。お大師様の輪袈裟留めが襟にあるとまさに同行二人。気が引き締まります。
③ 納経帳 📖
「納経帳に記帳してもらうために、納経料を支払う」
──多くの方がそう考えがちですが、実は逆なんです。
🧾納経とは?
納経とは、もともとはお寺にお参りをした証として、写経やお札を納めたことを記録に残す行為です。
📌それぞれの札所で書かれる墨書きの文字や押印が異なり、その違いを楽しみ、記録として残すようになったのが現在の「納経帳文化」の原点です。
✨どうせなら、お気に入りの一冊を。
各札所のお土産売場や売店でも納経帳は売っていますが、種類が限られていることも。
デザインや装丁にこだわりたい方は、事前にAmazonなどで“自分だけの一冊”を見つけておくのもおすすめです。
🛒【Amazonで探す】→ 納経帳
【B5サイズ】
B5サイズが多いですが、歩き遍路や自転車、バイク遍路で荷物をコンパクトにしたい人にはもう一回り小さいサイズもあります。(小さいので忘れたり落としたりには注意してください)
📚【補足】サイズはA5やB6、蛇腹か綴じかなど種類に注意! アマゾンで「納経帳」と検索すると50件ぐらい出てきます。西国巡礼用や四国八十八か所霊場別格寺巡礼用などもありますので間違わないよう注意してください。値段は2000円台~4000円台のものが多いですね。
▶私の納経帳はB5サイズです。
④ 納め札 🏷️
「巡礼の“名刺”であり、“祈りのしるし”でもある」
納め札は、お寺の本堂や大師堂を参拝する際に「お参りに来ました」という証として納めるお札です。
巡礼者が自らの祈りと共に納めるこの札は、静かに手を合わせる所作とともに、お遍路の姿勢を表す道具のひとつでもあります。
✍️書く内容と、現代のお作法
納め札には、住所・氏名・年齢・願意(祈りたいこと)などを書く欄があります。
ですが、今のご時世、すべて書く必要はありません。
個人情報が気になる場合は、名前だけ、あるいは無記名でも納められます。
📌マリコ的アドバイス:無理なく、無理せず、自分なりの距離感で「納める」。それが一番自然です。
🎨札の色と“レアアイテム化”の注意点
納め札は、巡礼の回数によって色が異なります:
- 白札:1〜4回目
- 緑札:5〜7回目
- 赤札:8〜24回目
- 銀札:25〜49回目
- 金札:50〜99回目
- 錦札(にしきふだ):100回以上(※レア!)
⚠️注意喚起
最近、いわゆる「呪物ブーム」などの影響で、他人の納めた錦札などの盗難被害が報告されています。
お札は“祈りの証”であり、決して持ち帰ってはならないもの。
本当に「罰が当たりそう」ですし、実際にお寺側も対応に困っています。
🧾納め札の使い方いろいろ
- 各札所に2枚納める(本堂+大師堂)
- お接待を受けた際のお礼として、自分の納め札を渡す
- 他の遍路さんと出会った際の“自己紹介ツール”としても使われることも
📌ただし、これも個人情報管理の観点から「渡さない」という選択もまったく問題なし。
無理せず、自分のスタイルでOKです。
🛒【Amazonで探す】→ 白札200枚入り・記名欄ありタイプ
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*お寺の売店で購入する方がお安く手に入るかもしれません。
⑤ 線香 🔥
お線香やろうそくに火を灯すこともお参りの一連の動作になります。好みの香りのものを選ぶのもよし。お手軽な値段で準備するのであればドラッグストアやダイソーでの調達もありです。お寺の売店にもありますが、種類は多くありません。高級なものでなく、家庭で使っているもので構いません。アマゾンで検索すると巡礼用のものもありますが、家庭用のものでも差し支えありません。
🛒【Amazonで探す】
お参りセット(線香・ろうそく・マッチ入り)を購入しておくとコンパクトに持ち運びも便利ですね。
⑥ ろうそく 🕯️
お灯明をつける動作は本堂、大師堂で読経する前、静かに心を落ち着かせるための「祈りの準備運動」のようで私の好きな時間です。お寺にも1本〇円(たいていは30~50円程度)で置いていることがありますが、自分で準備して持っていくのもいいです。
🛒【Amazonで探す】
ろうそくはお寺のろうそくたてに合う大きさで長さ5㎝×直径0.6㎝のものをお勧めします。お線香同様、ドラッグストアでも購入できます。
⑦ 金剛杖 🪵
「お遍路の相棒であり、弘法大師の化身でもある」
金剛杖(こんごうづえ)は、単なる登山用の杖ではありません。
お遍路では「同行二人(どうぎょうににん)」、すなわち弘法大師様と共に歩くという意味があり、金剛杖=お大師様の化身とされています。
🧘♂️金剛杖のマナー(初心者こそ大切)
- 地面に寝かせず、立てて置く(=お大師様を寝かせない)
- 跨がない、投げない、振り回さない
- 頭(上部)を押さえつけるように持たない(=お大師様の頭を押さえつけることになる)
🪵マリコ的おすすめポイント
- 初心者は「南無大師遍照金剛」と書かれた**木製の金剛杖(一本杖)**でOK
- 持ち手にカバー付きのものは手が痛くなりにくく、自分の杖と分かりやすい
- 名前を書く/鈴やキーホルダーを付けて目印にするのも強くおすすめ
→ 杖の取り違え・忘れ物が本当に多いです!
🎒「奇抜な色に塗ったり、折ったり」はマナー違反ですが、控えめな“自分なりのカスタマイズ”はむしろ推奨されます。
🛒【Amazonで探す】→ 金剛杖
Amazonでは杖と杖カバー別売りですが、お寺の売店では杖の先にカバーが付いているものが売られています。
私の使っている杖は1番札所霊山寺で購入したもの。和袈裟とお揃いで橙色(オレンジ)のカバー付きです。

🔔【杖用カバー】
丁寧に杖を扱う方は専用の「杖袋」を使っている場合もあります。
⚠️【注】錫杖(しゃくじょう)は先達さん(巡礼を何度もしたお遍路の大先輩で初心者のガイド役のライセンスを持った方)用です!
🧳 まとめ|ネット購入?現地調達?どちらがいいの?
今回は、「これからお遍路を始めたい」と考えている方に向けて、私自身が歩き遍路で実際に使っている基本の道具をご紹介しました。
もちろん、道具選びには正解があるわけではありません。ですが――
- 必要最低限の道具をそろえることで、不安が安心に変わる
- 準備をする過程そのものが、すでに“旅の一部”になる
そんなふうに、道具と心の準備はセットだと私は感じています。
🧾ちなみに、この記事で紹介した道具のおおよその合計金額は約21000~25000円(2025年11月時点)です。
【ネット購入のメリット】
ネットで一式そろえておくと、出発までに「巡礼者としてのかたち」がポンと整います。
装備が整っていくと、気持ちも自然と旅モードになるんですよね。
そして、事前に道具が手元にあると 名前を書ける という地味だけど大切な利点があります。(修学旅行みたいですが…)
遍路道では、みんな似たような白衣や金剛杖、輪袈裟を使っています。
とくに団体さんと鉢合わせしたときは、置き場所も重なりやすく、道具の取り違えは意外と起こります。
名前を書いておくと、
「どれが自分のだっけ?」
という小さな不安が消え、巡礼中のトラブルもぐっと減ります。
【現地購入のメリット】
現地の売店でそろえるいちばんの良さは、直接人に聞きながら選べることです。
売店のスタッフさんはもちろん、たまたま居合わせた先輩お遍路さんに教えてもらえることもあります。
なかには、地元の人がふらりとお茶を飲みに来る“憩いの場”のような売店もあります。(第27番・神峯寺の売店はまさにそんな雰囲気でした。)
そこで交わされる会話は、ガイドブックより役に立つこともしばしばです。
「この道は今、通りやすいよ」
「反対側は雨で荒れ気味だから気をつけて」
「お昼なら、あそこの定食が美味しい」
そんな“地元の温度”のある情報に触れられるのが、現地購入の一番の魅力かもしれません。
【ネット+現地調達】
私は四国に住んでいるので、基本的な巡礼道具は現地でそろえました。
ただ、線香やろうそくは品薄のときがあるので、これだけは事前に準備しておくと安心です。
それから白衣。
おうちを出る時点で白衣を身につけていると、気持ちがすっと巡礼モードに切り替わります。ここは“形から入る”良さがあるなと感じています。事前にネットで好みのものを選んでおくのも良い方法です。
結果、ネットでそろえるものと、現地で買うものをほどよく分けるのが、いちばん現実的で負担の少ない準備になるのかもしれません。
予算やスタイルに合わせて、「ネットで気に入った道具を整えて、あとは現地で必要なものをゆっくり補う」というのが、ちょうどいい巡礼の始め方だと思います。
さいごに
🔰もっと詳しく、お遍路の作法や装束の意味、納経の流れ、お寺の情報など基礎知識を知りたい方は、下記のサイトがとても参考になります:
👉 四国八十八ヶ所霊場会公式サイト(https://88shikokuhenro.jp/)
公式サイトならではの正確な情報がまとまっており、これから遍路をはじめる初心者の方には必読の内容です。
まずは、自分にちょうどいい装備と気持ちで。
「行ってみようかな」と思えたら、それが巡礼の始まりです。
私もまだ道の途中。次回は「便利グッズ編」や「歩き遍路ならではの工夫」もご紹介予定です。
どうぞお楽しみに。
【関連記事:お遍路の道中に役立つアプリについて】
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