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はじめに
四国の道を歩いてみると気づきます。
「コンビニがない」「自販機しかない」「小銭がもう残ってない」。
とくに徳島から高知の海岸線は、真夏でなくても水分補給が命にかかわるほど過酷です。
そんな時に助けてくれるのが、赤いロゴのコカ・コーラ自販機と、その相棒アプリ「Coke ON」。
歩けば歩くほどスタンプが貯まり、貯めたスタンプでドリンクを1本もらえる。
しかもキャッシュレス対応で、小銭を“お賽銭専用”にできるのです。
Coke ONとは?歩くだけでご褒美がもらえるアプリ
コークオン(Coke ON)は、「お得で楽しい」をキャッチコピーにしたコカ・コーラ公式の無料アプリです。
スマホにアプリを入れて設定しておくと、全国のコークオン対応自販機で小銭を使わずにキャッシュレスでドリンクが購入できます。
さらにうれしいのが、歩数計機能がついていること。
アプリが自動で歩数をカウントし、歩いた分だけスタンプが貯まります。
スタンプを15個集めると、ドリンク1本と交換できる“ご褒美チケット”がもらえる仕組み。
一日に25〜30キロも歩く歩き遍路さんなら、あっという間にスタンプが貯まります。
つまり、遍路は最強のCoke ONユーザー。
修行のような旅の途中で、アプリがささやかな達成感とご褒美をくれるのです。
なぜ歩き遍路と相性がいいのか
遍路道の現実 ― 自販機頼みの水分補給
山道、集落を抜ける長い一本道、そして人影のない海沿い。
歩き遍路の道には、商店やコンビニがほとんどない区間が少なくありません。
そんな中で命綱になるのが、自動販売機です。
「ここで買っておけばよかった」と後悔しないためには、
見つけたタイミングでこまめに補給しておくことが、
長い道のりを歩き切るコツでもあります。
実際に歩いてみるとわかるのです――この旅が、いかに過酷か。
特に**22番・平等寺から23番・薬王寺(徳島県)**を経て、
室戸岬(高知県)方面へ続くルートは、太平洋を望む絶景とは裏腹に、
店どころか人家も少ない、孤独で暑い区間が続きます。
「数時間我慢すればお店がある」――そんなレベルではありません。
宿に着くまで飲み物を買う場所がない、ということも珍しくないのです。
海沿い・山間部の実例(徳島~高知ルートなど)
【出典】一般社団法人へんろみち保存協力会編 「空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人」[地図編] 第13版(2022年)

【歩いた当時のメモ。確かにお店がなかったです。宿泊した宿でお接待の朝食をいただいたのがとても有難かったです。そして自販機で早々にお茶もゲットして歩き始めました】
徳島から高知にかけてのルートでは、
「どこで食料や水を確保できるか」を
地図にメモしながらシミュレーションして歩きました。

【「昼」と書いてあるけど、もはや昼に何を食べたか覚えていない(笑) 歩いたことだけが今となっては記憶に残っています。】
この地図は、現地の売店や休憩所、トイレ、自販機の位置まで
細かく載っている、まさに“遍路の知恵書”。
そんな情報をもとにしても、なお不安になるほど
水分補給ポイントの少なさを痛感します。
だからこそ、Coke ONのように
「対応自販機がどこにあるか確認できる」
「キャッシュレスでサッと買える」
という仕組みは、遍路の現実にぴったりなのです。
小銭いらずの安心。キャッシュレスでスマート遍路
お賽銭と飲み物の財布を分けられる
Coke ONの魅力は、歩数でスタンプが貯まるだけではありません。
小銭を使わずにドリンクを買えるキャッシュレス対応という点が、実は歩き遍路との相性抜群なのです。
お遍路では、参拝のたびにお賽銭を使います。
一日二十数か所の札所をめぐれば、財布の中の小銭はどんどん減っていく。
気づけば「自販機で飲み物を買いたいのに百円玉がない!」という事態に陥ることも。
さらに追い打ちをかけるのが悪天候。
雨の中で濡れた財布を開け、しわしわになった千円札が自販機に入らない…。
そんなちょっとしたストレスが積み重なるのが、長旅の現実です。
もちろん、事前に小銭を多めに準備するのも一つの方法ですが、
重くかさばる硬貨を持ち歩くのは、できるだけ身軽でいたい歩き遍路には大きな負担。
Coke ONを使えば、その小銭ジレンマをすっきり解消できます。
PayPay・楽天ペイなど主要決済に対応
Coke ONでは、事前に支払い方法を登録しておけば、
スマホをかざすだけでドリンクを購入できます。
PayPay、楽天ペイ、d払いなどのバーコード決済に加え、
楽天Edyやコークオンウォレットなどの電子マネーにも対応。
ナナコカードやWAONカードを探す手間もなく、
スマホ一台で完結する快適さが旅を軽くします。
特に雨の日や手がふさがっているときには、
「財布を出さないで済む」というだけでストレスが激減します。
歩き遍路の旅は、思った以上に“現金管理”との戦いでもあります。
Coke ONは、その小さな煩わしさを手放すための重要アイテムと言えるでしょう。
④ 遍路仲間にもおすすめ:自転車・車遍路でも活躍
Coke ONは、歩き遍路だけでなく、自転車遍路や車遍路の方にも便利に使えます。
休憩中にスマホをかざしてドリンクを買うだけでスタンプが貯まり、
気づけば「1本無料チケット」がもらえる――そんな小さな喜びが、旅のリズムを軽やかにしてくれます。
この「無料チケット」は、自分で使うのはもちろん、他の人にプレゼントすることも可能。
同じくCoke ONを使っている仲間がいれば、アプリを通じてチケットを贈ることができます。
たとえば――
・お宿で意気投合したお遍路さんに「お接待」としてプレゼント。
・旅を終えたあと、家族や友人に「ただいま」の気持ちを込めて贈る。
そんな使い方もできるのです。
ちなみに私は、出発前に娘から「お接待」としてCoke ONチケットを一枚もらいました。
デジタル時代の“同行二人”とは、こういうことかもしれません。
まとめ:現代の“旅の相棒”を連れて歩こう
四国の道を歩くと、便利さよりも「人のあたたかさ」や「自然の厳しさ」を感じる瞬間が多くあります。
けれど、Coke ONのような小さな工夫が、旅を続ける力をそっと支えてくれるのも事実です。
小銭はお賽銭へ、水分補給はキャッシュレスで。
時代が変わっても、“歩くこと”と“つながること”は変わりません。
Coke ONは、そんなあなたの**現代の“旅の相棒”**です。
📘 遍路準備に役立った本
『四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編』(へんろみち保存協力会 編集)
自販機やトイレ、宿泊施設まで記された「遍路の知恵書」。
初めて歩く方には、出発前に1冊あると安心です。※Amazonなど通販サイトでは中古品が多く、古い版が出回っています。
最新情報を反映した地図を入手するには、へんろみち保存協力会さんから直接購入するのがおすすめです。へんろみち保存協力会さんのサイトはこちらになります。
へんろみち保存協力会

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